アトピーの治し方

アトピー性皮膚炎。
私の娘が現在24歳。
生まれて数年目に、このアトピーを発症。
今は重症ではないですが、今でもカサブタを見かけます。
そして、娘の子供。
私の孫にあたりますが、偶に一緒に風呂へ入り身体を洗ってあげるのですがガサガサだったり、時にはボディーソープが刺激するようで嫌がったりする場合もあります。
二人とも重症ではないのですが、可哀想でなりません。
少し悪化すると近所で評判のクリニックで薬を処方してもらうのですが、娘に関しては20年も付き合っている訳で未だに完治していません。
評判がいい先生といえど・・・現実、治っては発症し、その繰り返しを20年もやっている訳です。

一時的に改善は出来ても、完治はしないものなのでしょうか?

時間を作っては、少しづつ調べています。
専門用語が多くて難しいですが、調べた内容をここに公開しようと思います。

アトピーの研究

正直言って情報が蔓延して、どれが本当なのか?何が正しいのか?わかりかねます。
著書も一つですが、評論家的な人が言っている事が特にウソっぽかったりもします。
また、国・大企業・病院が、この問題から逃げているのかもしれません。
一方、研究機関では、しっかりと研究もされているようです。
また、ドクターとして実際にアトピー患者と向き合い、患者の立場でものを考え、さらには自ら研究もされている方もいます。

最近の研究では・・・

2015年4月22日プレリリース

慶應義塾大学医学部皮膚科学教室と米国National Institutes of Healthの永尾圭介博士(元慶應義塾大学医学部専任講師)との研究グループは、アトピー性皮膚炎における皮膚炎が黄色ブドウ球菌などの異常細菌巣によって引き起こされることを、マウスを用いて解明しました。
これはアトピー性皮膚炎の理解を大きく前進させるばかりではなく、現在ステロイド剤で炎症抑制に頼っているアトピー性皮膚炎の治療法を大きく変える可能性があり、異常細菌巣を正常化させ、皮膚の炎症を沈静化させるための新しい治療戦略の開発を促す重要な基盤となることが期待されます。

出典:慶應義塾大学医学部


2016年2月9日プレリリース

筑波大学医学医療系・生命領域学際研究センターが世界で初めて発見!
腸管、皮膚、気管などの粘膜は上皮細胞で覆われ、外界からの異物や病原体の侵入を防いでいます。
粘膜では、毎秒100万個とも言われる数の上皮細胞が常に死に絶えていく一方、新しい上皮細胞が新生され、粘膜が維持されています。
死んだ上皮細胞は、皮膚では垢、腸では便、気管では痰などとして排泄されていきますが、常に死に絶えていく粘膜の上皮細胞は、樹状細胞の細胞膜上に発現するCD300aというタンパク分子を介して樹状細胞の活性化を抑制して制御性T細胞の数を減少させ、腸管、皮膚、気管などで腸炎、アトピー性皮膚炎、喘息の発症を促進させることを発見しました。
これらの結果から、CD300aの働きを抑制する薬剤を開発することで、これらの難治疾患の革新的な治療につなげることが期待できます。

出典:筑波大学


2017年1月10日プレリリース

アトピー性皮膚炎発症に関わる痒み物質の産生に重要なタンパク質を発見
-新しい痒み治療薬の開発に期待-
九州大学生体防御医学研究所の福井宣規主幹教授、大学院医学研究院の古江増隆教授、大学院4年生の山村和彦らの研究グループは、アトピー性皮膚炎における痒み惹起物質であるIL-31の産生に、EPAS1というタンパク質が重要な役割を演じることを世界に先駆けて発見し、その作用機序を解明しました。
EPAS1は、アトピー性皮膚炎の痒みを根元から断つための新たな創薬標的になることが期待されます。
本研究成果は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の革新的先端研究開発支援事業インキュベートタイプ(LEAP)および創薬基盤推進研究事業、厚生労働科学研究委託費の成果で、2017年1月9日(月)午前10時(英国時間)に英国科学雑誌「Nature ommunications」に掲載されました。

出典:九州大学

研究が進んでいますが、特効薬の開発は、もう少し先のようです。

アトピーの原因

では、巷で言われているアトピーの原因について検証してみたいと思います。

まず、ハウスダスト・ダニ・動物の毛・花粉・カビ・シックハウス・ストレス・紫外線・排気ガスなどの環境汚染・・・
要は、外的要因。刺激物質が原因という説。

それから、人が日常的に使う化学物質(合成洗剤類・水道水の塩素)が原因という説。

そして、遺伝・飲食物・汗・腸という人自身が原因という説。

一つづつ見て行きたいと思います。

アトピーの原因追求と、その対策

ハウスダストやダニ・動物の毛

そうじ

ハウスダストやダニの発生を抑えるために・・・
畳・ジュータンなどをフローリングにリフォーム。
カーテンをブラインドに。
布団をダニが付かない高額なものに買い替え。
毎日、掃除。
風通しをよく。・・・
実は、これをやっても7割のアトピー患者は改善しないそうです。
特にリフォームなどコストが掛かるし、掃除はやらないよりやった方が良いかもしれませんが、根本的な解決にはならないそうです。

花粉やカビ

花粉

杉花粉の季節は、一年の内一時期。悩むアトピー患者は一年中。
確かに、花粉の時期に悪化する患者もいるようですが、悩む患者は一年中いるので説明がつかず、花粉が原因とは言いがたい。
カビも同様で、梅雨の季節など気になりますが、仮にカビを部屋から退治できたとしても、アトピーの根本的な解決にはならないと思います。
ただ、刺激物質の一つではあるかもしれないので、なるべく除去はしたいものです。
対策として、空気清浄機など使うと良いかもしれません。

シックハウス

新築の家には有機溶剤が使われている場合があるそうですが、古い家に住んでいる人でも患者になる場合があるので、一概にこれが原因とは言いがたいですね。
これから新築を建てるという方は、建築基準法でJIS規制されている「F☆☆☆☆」という星マークが多いものは化学物質が少なくなっているので、そういった建材を選ぶことをおススメします。

紫外線

太陽

肌が敏感になっていると、紫外線も辛いかもしれません。
でも、完全に紫外線から逃げてしまうと骨粗しょう症の原因になるので、多少浴びる必要があるかもしれません。

環境汚染

大気汚染

環境が悪いからアトピーが発症する。もしくは悪化する。
日本より環境が汚染されている国もある訳で、その国にアトピー患者が多いかと言ったら、一概にそうとも言えない。
むしろ、これが原因だ!と、もっともらしい理由にして薬を処方し続けて逃げている医師の方が悪。

また、兄弟がいてもアトピーになる子と、ならない子がいます。
私は喫煙者ですが、娘は発症しても倅は発症していません。
一概に環境が悪いからアトピーが発症するという訳でもないようです。
ただ、喫煙は子供に影響がない場所でしましょうね!

合成洗剤類

洗剤

シャンプー・リンス・石鹸・キッチン用洗剤・洗濯用洗剤・掃除用洗剤・化粧品・染毛剤など有害物質(特に合成界面活性剤)が含んでいる場合があり、それが皮膚を経由して体内に侵入する場合があるそうです。
これがアトピーの原因!?
確かに、これらの使用は避けるべきではあるようで、実際に洗剤を変えただけで、かなり改善された例もあるようですが、どうでしょ!完治はしたのでしょうか?!

水道水(塩素)

キッチンの蛇口には浄水器を利用し、飲料水はミネラルウォーターやウォーターサーバーを利用するという、口に入るものには気を使っても、浴室の浴槽の水(お湯)やシャワー・・・、そうです!身体を洗ったり浸かったりする水には気を使わないというか気にしない方が案外多いようです。
実は、塩素がアトピーを刺激するケースもあるようです。

その対策として、シャワーヘッド入浴剤を使う事で塩素を除去してくれるというものが存在します。

これらを使って、実際にアトピーが改善した人もいるようです。

それと、風呂を出る時に「冷水」を浴びると改善する、または完治したといった例もあるようです。ただ心臓が弱い人には禁物です。

遺伝

遺伝がアトピーの原因であれば、昔なかったアトピーや花粉症がここまで急激に増えているという説明になりませんね。

飲食物

納豆

食事は重要です。トランス脂肪酸が含まれている食品ばかり食べていたら、内臓機能は低下してしまいます。

また、いくら内臓機能を向上させても、食事は毎日なので食するものが悪ければ追いつきませんよね。

汗

皮膚常在菌。
実は、人の皮膚は健康を保つために100万個以上の皮膚常在菌が働いているそうです。
この皮膚常在菌は、腸で言えば腸内細菌叢(腸内フローラ)。
皮膚上にも細菌叢(フローラ)が形成されているそうです。
汗や汚れを放置することで、皮膚常在菌のうち黄色ブドウ球菌などの悪玉菌が増えてしまい、さらに掻き壊した炎症(傷)が症状を悪化させてしまうそうです。
出典:日本アレルギー協会、株式会社医学生物学研究所

ただ、汗を多量にかき、多少不潔にしていたとしてもアトピーにならない人もいる訳で、これは、既に発症してしまった人に適用するようです。
これは、筑波大や慶応大などの研究機関に期待しましょう!

内臓

肌は腸を映す鏡! 昔の人はよく言ったものです。
腸内環境が悪いと、肌の調子も悪い。今、これが注目されています。
どうしても肌にばかり目が行きがちですが、実は「腸」の環境が原因なのかもしれません。
腸内環境の改善方法のページもどうぞ!

アトピーとは体から毒素を排出しようとする炎症です。
内臓機能などでうまく毒素を排出出来ない場合、手段として皮膚から排出するそうです。
アトピーは外側の影響は少なく、内側(内臓)の影響の方が大きいそうです。
ステロイドでかゆみは止まりますが、毒素は排出されずに溜まり続けます。
内臓の機能を高めて皮膚以外からも排出することで根本から改善出来るそうです。

ちなみに、ステロイドとは、本来、体が作っているホルモンです。
このホルモンが「抗炎症作用」と「免疫抑制作用」を持つそうです。
要は炎症を抑え免疫を高めるという事です。
このホルモンを人工的に合成したものがステロイド外用薬。
アトピーの炎症を改善する特効薬なんですね!ただ間違った使い方をすると副作用があるそうです。

そして、調べていると「脱ステロイド」という言葉を見かけます。
脱ステロイドとは、脱ステロイドをするからアトピーが治るのではなく、 体の中から改善されアトピーが治ってくるから脱ステロイドが出来る訳で・・
その過程は1~2年程。いつの間にか意識をせずに 「脱ステロイド」が達成されていたというのが本当だそうです。

アトピーの治し方、まとめ

ハウスダスト・ダニ・動物の毛・花粉・カビ・シックハウス・ストレス・紫外線・環境汚染など、なるべく避けたいところですが、これを避けたところで根本的な改善・完治にならないという事。
また、普段使用している洗剤類や水道水の対策も知ってしまえば気になりますが、気にし過ぎてストレスが溜まると良くありません。

飲食物については、食品の成分を気にし始めたら大変です。
何が良いのか悪いのか覚えるのが大変ですし、食品を買う時または食べる時、いちいち気にするのは大変です。
ただ、例えば「トランス脂肪酸とは」等、知識として頭に入れておくと、自然と意識出来るようになるものです。

ステロイドと併用して腸内環境を整える

一番重要な事
炎症が出たら、現段階ではステロイドを使用し、脱ステロイドは意識せず、脱ステロイドが自然と達成できるのを待つ。
そして、内臓機能を高める事。腸内環境を整える事。

腸内環境が整えば、毎日バナナのような大便が出ます。
そして、最終的に脱ステロイドも達成出来るはずです。

水素を利用する

お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の「バカ売れ研究所」というテレビ番組で紹介された「水素風呂|マルーン」

水素については、2016年8月現在、まだ科学的根拠は証明されていないようですが、実際にアトピーに効果があったという事例があります。

「ゲンキの時間」というテレビ番組で紹介された「順天堂大学の臨床試験|水素風呂とアトピー」

この試験によると、水素風呂を利用してから3日で効果が・・・

ちなみに、水素水は飲むのも良いのですが、アトピーなど皮膚に炎症がある場合は、水素風呂の方が効果的だそうです。

※新しい情報が入り次第、ここに情報を追加して行きます。